海外帰国後、2回目のGW。
今夜、家族全員で、私の実家に向けて出発する予定だ。
滞在期間は4日間だが、なかなか帰れない環境だし、
今回は意を決して移動をする。
子供も、じいちゃん、ばあちゃんに会えるのを楽しみにしている。
もちろん、会うこと自体も楽しみなのだろうが、
私が持っている漫画本に興味を持っており
それを持ち帰ることを期待してる感じもする。
小学校6年のときだろうか。
当時、世間の話題に無頓着であった私が漫画本に目覚め、
買いあさりだした時期だ。
新書を買うのを是とし、近くの本屋まで自転車でいき、
スラムダンクやらコナンやらを持っていた。
あの時は、それらの本を持っていることを格好いいと思い
なけなしの小遣いから費用を捻出していた。
当時、漫画本がずらっと並んだ家を見ると
この人は金持ちなんだろうなぁ
小遣いをいっぱいもらっているのだろうなぁと思っていたが
貧しい子供時代を送っていた立場からすると
買いたいものを買えなかった時代を経験したことはかけがえのないものだと。
少ない費用でやりくりする能力、友達よりもお金を使えないという
状況になれることもでき、見栄を張るということも昔からなかった気がする。
幸いわが子供は、見栄はりではなく質素倹約な男だ。
(食べ物に関しては、ぜいたくだが)
子供の金銭感覚を握るのは親、
特に幼少期が重要と考える為
色々自分で考えさせる癖を身に着けさせたい。
引き続き、この方針で育てていく予定だ。