結論から申し上げますと、今回の登頂は、残念ながら失敗に終わった。
わずか36時間の旅であったが、その振り返りをしていきたい。
8/14朝、希望をもって起床、朝食を済ませ、持ち物最終チェック。
いつもどおり?子供たちは自転車、私はバイクで最寄り駅に出発。
東岡崎駅に降り立ち、ロータリーのバス停にて、
JAMJAMツアーのバスを待つ。
初めて東岡崎駅に降り立ったが、私が思うよりも駅前は発展していた。
岡崎高校も近くにあるためか、そこまで大きな駅ではないのにも関わらず
河合塾現役校があるなど、学生が影響力を持つ町であることがわかる。
バス停でツアーバスを待っている人は家族連れはおらず
年配の方や若者2人組の女性陣。
果たしてみんな登り切れるのであろうか、という余計な心配事をしながら
時間がたちバスが到着した模様。時間は9:10分。定刻どおりだ。
バスに乗り込み、更なる希望を胸を膨らませ富士山へ向かう。
道中、高速道路にて2回の休憩時間があったのだが
どちらかというとあまり早く着きすぎても困るのか
時間稼ぎ的なスケジュールだったような気もする。
お盆期間中にもかかわらず、道路は全く混んでおらず
14:20に富士5合目に到着。
5合目は、既に標高2200mであり、涼しいし、何よりも風が強い。
しかし、少し体が重いというか、筋肉痛みたいな感じになっている。
うーむ、何か調子がおかしいなぁ、、、と思いながら
まずはこの高度に体を慣らすべく少し過ごそうと思ったところ
子供が吐き出した。顔色も悪い。
店の店員がサポートして頂き、嘔吐袋を頂いた。
そんな中、外で風にあたりながら、日差しを浴びて
不安を感じながらも1時間半を日向で過ごし、
集合スポットにいく。
既に私の家族と同じGrの人間が集まっているようで
3名の隊員と総勢25名?ぐらいのメンバーで構成されたCグループが16:00に出発。
何やら本日の目的地の8合目に到着するのは21:00ぐらいになるということで
これから5時間も登り続けるのか、、、と少し気が滅入る感じで
出発する。
しかし、私が最初に感じた不安は現実のものとなり
吉田口の上り口、上り坂10メートルほどで
子供が吐き出した。
もうこの時点で登頂は無理と判断。
アドバイザーの方も、リタイヤしたほうがいいと言われ
急遽5合目付近の佐藤小屋で宿泊となった。
私の方は、若干高山病にかかっていたのか少し熱っぽい。
身体も寒気を感じており、通常の感覚とは少し違う。
結局は嫁だけが元気で、私と息子がグロッキー気味となり
その日を終えた。
ただ、翌日には回復し、佐藤小屋を起点とし
嫁と私は6合目まで2人で登った。
後々調べてみると標高差はわずか90mらしい。
30分間かけて登って、わずか90m?
しかもリュックを背負っておらずに?
改めて富士山の恐ろしさを知った2日間であった。
(全然ハイキング初心者でも行ける山ではない)
今回のツアーでは余計な費用も掛かり、なかなか反省点が多い旅になった。