シンエヴァンゲリオン劇場版

95年にテレビアニメ放映。

私がこのアニメを見たのは97年、高1の時であったが

すぐさまのめり込み、ビデオを全話とり、映画館に何度も足を運び続け

その難解なストーリーを考察し友達と語り合った。

当時シンジの年齢に近かったためか、共感を覚えた。

 

時は過ぎ、時代は2021年。

今では子供と一緒に映画館に行くほど私は成長した。

朝から頭痛もあったが、痛み止めを飲み

気合十分で映画館(イオン)に突入。

 

今まで庵野監督が思考を繰り返し、練りに練った

真のエンディングを堪能してきた。

 

私の感想だが、一言でいうと、

真ハッピーエンドではない、最高な終わり方。

 

既にYoutubeにもあがっているとおり

ゲンドウもユイに会えて、自分の弱さを認め

シンジとの絆を確認することができた。

TV版、旧劇場にはない、気持ちのいい終わり方だが

これは破、Qがないと構成できないストーリー。

TV版25話と26話のリベンジを強く感じたのは私だけであろうか。

 

いずれにせよ、空白の14年間に何が起こったのかを彷彿させる

映像の数々もあり、映画館に行った人が

自分たちの知識と考えや希望も含めて考察できる

素晴らしい作品だった。

 

少々エヴァンゲリオンロスが出てくるが、これもエヴァの醍醐味。

 

わが子もエヴァンゲリオンの難解さについていけており

あっぱれ。

実家にある漫画本を足し揃え、子供に渡したいと思う。

 

久しぶりに映画に行ったが、これを見に行ってよかった。