おやじかい

小さいときに、父親が近所の父親たちと遊んでいることを見たことがなかった。

 

いわゆる、昭和の親父だったで、仕事一筋であり

特にコミュニケーション能力が高いというわけでもないため

共通点がないと、どうしても関係性が希薄になってしまうのだろう。

 

或る意味当然だ。

今の私ならその気持ちがわかる。

 

大学時代や高校時代、中学、小学と

何気なく付き合っていた人たちはフラットな関係であり

好きじゃない人とは接しなくてもよい世界。

 

一転して、社会人になると上下関係が基本となり

いわゆる社会人としての振る舞いが全面に出て

良くも悪くも、その人たちの人となりはあまり加味されない節がある。

 

そんな中、先日、近所の方々と飲む機会があった。

共通点は子供の習い事ということだが

年齢も異なり、生きている世界も異なるメンバーが

一堂に会して、たわいもない話をすることは

久しぶりで、新鮮味があった。

 

いずれにしても、もっと子供がやっていることを理解していかないと

親たちの会話にもついていけないことも判明。

次回の糧としたい。