中学校時代、私は勉強に燃えていた。
小学校までは、微妙に冴えない立ち位置で、スポーツも勉強も中途半端。
もちろん駆けっこやジャンプでは学年でトップではあったが
まぁ、別にもてもしないし、クラスでは目立った存在ではなかった。
行きたい高校があり、そこを目指すようになったのは
母親の洗脳かもしれない。
おかげて私は中学校デビュー。
これまで目立った存在ではなかったこの私が
クラスでも中心人物になった。
勉強がすべてを変えてくれた。
私の環境やポジショニングを変えてくれた。
だから私は力の限り勉強を頑張った。
もともと覚えがよくないタイプなのだから
何回も反復することで頭に学問をしみこませ
毎日、深夜まで起きていることが普通だった。
もちろん食後すぐに寝て9時ぐらいから勉強を始めるという
生活をしてたのだから、夜中まで起きているのは当然だろう。
ただ、あの頃は毎日勉強してほかの人たちよりも高みにいけることに
喜びを感じていた。
だからこそ毎日絶やさず夜中まで起きていることができたのだろう。
目的というのは、努力の源だと思う。
私の今の目的はなんだろう。
出世?金儲け?安定?プライベート?勝利欲求?子供?趣味?
目の前のことをこなす日々が続いているし、今後も続くと思うが
60を過ぎたときに、自分が空っぽであることを改めて実感するのであろう。
人生で後悔しない為には、やったもん勝ちのごとく
色々やった方がいいという。
私はいま何をしたいのだろう。
自問自答の日々だ。